I want to be adored
5月入りましたね。

なんか最近あんまりブログ更新できてなかったのでまた今日から1日に複数回更新しようと思います。


つーわけで1日1曲オススメな曲を書こうと思います。

今日は1980年代の伝説バンド、ストーンローゼスの曲です。
曲名はタイトルの「I want to be adored」です。

この意味は、私は憧れられたい、崇拝されたいみたいな感じです。

ちなみにこの曲はデビューアルバムの1曲目に入ってます。

歌の内容は俺はすげーんだ。だから崇拝しろ。俺は崇拝されればなんでもできる。
的な。theロックスターみたいな歌です。

このストーンローゼスがデビューしたときはちょうどグランジロックブーム真っ盛りのときでアメリカは完全にグランジ一色でした。

ニルヴァーナなんかを筆頭にもうグランジロックが最高の流行り。

ところがイギリスでこのストーンローゼスがデビュー。
新人ながらビックマウスなことなんかで一躍話題に。
どんな感じのことを言ってたかって言うと

「ただデカイだけのやつを潰すためにはじめた、例えばU2とか」


もうこれとんでもない発言ですよ。
U2って言ったらロック好きじゃない人でも聞いたことあるレベルのバンドです。
世界でかなり売れてるバンド。
それをデビューしたてのひよっこが煽ってるんですからね。
日本で言ったらその辺の田舎もんが歌手になって和田アキ子にこれ言うようなもんですよ。U2と和田アキ子比べもんにならないくらいU2の方がすごいけど。わかりやすく言うとそんな感じです。


このバンドが出てなかったらイギリスもグランジロックブームだったかもしれませんね。十分流行ってたと思うけど。

こんな感じでUKはブリットポップ、USはグランジみたいな流れがロック界にできました。


と、ちょっと説明が長くなりましたがとにかくこの曲はいい曲ですよ。

特徴はボーカル、イアン・ブラウンの声。
ぶっちゃけイアンは声量もないし、別に歌唱力もないです。
もう声質と雰囲気で評価されてるようなもんです。
その背景を詳しく説明すると、今までロックスターってのはキメキメな人たちばっかだったんですよ。

例えばちょっと前に流行ってたデビッド・ボウイとかt.rexとかのグラムロック。
ここあたりは化粧していかした服装や髪型してロックンロールをしてました。

ところがこのイアンはとにかく自然体。
髪型も普通。服装も普通。スーツなんてかたっくるしいもん着てステージには立ちません。おしゃれはしてるけど。
言動も自然体。カッコつけたりしない。
で、歌い方も普通に歌ってる。
片手でマイク持って棒立ちでただたんに歌ってる。
歌い方なんか特に工夫してません。地声か?って感じです。


そんな自然体が大衆に受けてどんどんブームになります。

歌糞下手なのになんか引き込まれるんですよね。たぶんそういう声なんでしょう。
ライブなんかではオーディエンスの合唱でイアンの声なんか少ししか聞こえません(笑)


そんなこんなでストーンローゼスはロックの歴史を変えたバンド、って言ってもいいじゃないですかね。


ぜひ聴いてみてください。
ちなみに1枚目のアルバムの名前はストーンローゼスです。




おわり

コメント

CHANG
2013年5月1日16:33

>ひみつ
楽しみです。わくわく

三瀬永狸庵
2013年5月1日18:46

YouTubeで聞きました。
エレキギター、エレキベース、ドラムスの本来の音色がとても印象的でした。
前奏は、アジアンテイストでジョージハリソンとか思い出しますね。
ボーカルの、淡々とした歌もとても好感が持てます。
また、いい曲探してください。

あいうえお
2013年5月1日21:17

changさん

ありがとうございます。
とりあえずUKの流れでいこうと思います。

あいうえお
2013年5月1日21:20

三瀬さん

あのベースの音がどんどん大きくなってく感じがワクワクしますよね。
ライブでは曲が終わったあとにギターのソロタイムが定番なのでそっちもオススメです。

確かにジョージっぽいですね。

当分このコーナー続けようと思います。

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